
現在、世界の多くの都市で「寿司」を食べることができます。しかし、その多くは日本で、日本人が食べているそれとは大分違います。それは生魚を食べることができなかったり、味の強いものが好まれたりと様々な理由が考えられます。つまり食べる人の食文化に合うように、調整(変形)されているのです。日本にある多くの料理も例外ではないと私は考えています。
この日、各自がそれぞれの国の料理を持ち寄って、お食事会をすることになりました。日本代表は家庭料理の定番「肉じゃが」、韓国代表「チヂミ」、メキシコ代表「ファヒータ」が集いました。どれも日本ではお馴染みとなっている料理です。
日本食レストランはありふれていますが、家庭料理は全くと言っていいほど知られていません。日本人は毎日寿司を食べていると思っている人もいるくらいです。日本人なら知らない人がいない、そして極限られた外国人しか知らない肉じゃがを選びました。
食べてみると、どれも本当においしくて、日本にあるものとそこまでの差はないということを実感しました。しかし、一つ驚いたことは韓国の人はチヂミをタレに付けて食べないことです。写真のお皿の上二つがキムチ味とプレーンのチヂミなのですが、どちらにも塩味がついて、そのまま食べられます。確かにこの方が、チヂミの味を堪能できます。ファヒータも強い味かと思いきやほんのりと塩の味がするだけで、後は野菜やお肉の味を楽しむことができます。
家庭料理こそ、その国の食文化を表す大事な指標だと思います。良い経験ができました。
ただ一つ、韓国人の友達に「これはサラダ油だけど、チヂミはゴマ油を使うのが本場じゃないの?」と聞いたところ、「忘れてた!何でそれ知ってるの?」と返ってきました。どうやら、うっかり屋さんのようですね(笑)
